パナソニック vs 東芝・激闘ドローの中に見たパナソニックのアタックの成熟度−SHOTAS CHECK VOL17 | ラグビージャパン365

パナソニック vs 東芝・激闘ドローの中に見たパナソニックのアタックの成熟度−SHOTAS CHECK VOL17

2015/12/17

解説●後藤翔太 構成●大友信彦


僕はこれまで、この欄で「戦術はリスクを考えて選択する」「何かを選択すれば何かのリスクを負う」「アタックを続けること自体にリスクがあり、手放すことも大事」という考えをお伝えしてきました。

そんなことを考えていた僕にとって、日本の中で一番気になるチームがパナソニックです。


パナソニックは、もともとディフェンスが持ち味のチームと呼ばれていました。自分たちからボールを動かすよりも、キックで相手にボールを持たせて、ディフェンスでプレッシャーをかけて、ターンオーバーや相手のエラーからカウンターをかけて一気にトライを取りきるのがスタイルであると。そんなパナソニックに「自分たちからはアタックしないチーム」という先入観を持つ人もいたかもしれません。

だけど、最近のパナソニックは、そんなイメージとは違う色を出し始めています。それは「自分たちから攻めるチーム」への変身です。12月12日の秩父宮で行われたパナソニックvs東芝の試合は、僕に違うヒントを与えてくれました。

 

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